韓国国民の民族団結@−快進撃
W杯で、日本は、惜しくもトルコ戦で涙をのんだが、もう一方のホスト国である韓国の快進撃は止まらない。
なにせ、イタリア戦では、トッティの退場など、なにかと相手側の退場者が多い、いわく付きの試合も多いが、ポルトガル→イタリア→スペイン と破ったのだから、これは文句の付けようがない。
スペインに限っては、フランスと肩を並べるスターの宝庫であり、UEFAのベストイレブンに選ばれている選手を数多く有する優勝候補の一角であった。
韓国の快進撃の理由のひとつに、「RED DEVIL(レッド・デビル)」の存在を無くして語れない。
日本の韓国のサッカーの歴史に触れてみれば、決して日本は韓国に劣っているという事はない。
昔は、圧倒的に韓国の実績に軍配が上がるが、ここ10年で見れば、3勝4敗6引分 とさほど大差はない。
今では、良きライバルとして、対戦も多い。平均的な実績から見れば、韓国は日本とは相性が合うようである。(というか、感情的なもので対日本戦に奮闘するのかもしれない・・・)
まして、W杯の共催が決まってからという数年に限っては、むしろ日本の方が国際的には韓国よりも実績は残している。アジア王者である日本が、韓国よりも劣るという事は決して無く、W杯開催までは、日本の方が国際的な評価も上であった。
しかし、今W杯に限って見てみれば、熱狂的な韓国サポーター「RED DEVIL」の活躍は凄まじい。
韓国国民の民族団結A−サポーター戦略1
韓国が開催国として有利に試合運びをする要因の一つに、ホームの力、サポーターの存在であろう。
韓国には、「RED DEVIL」という韓国代表を愛し、叱咤し、応援するサポーター組織がある。
一見、浦和レッズのサポーターとそっくりに見えたりもする。
韓国サポーターが、奮起する理由はいくつかあるが、大きく2つ取り上げてみたい。
○科学的根拠
ひとつは、科学的な根拠として、サポーターの着ているユニフォームが「赤」であること。
「RED」の文字が大きくプリントされたTシャツを、皆が着ている。試合会場では、観客席が赤になっているところもあり、至る所に「赤」が多く使用されている。
大韓航空のスチュワーデスまで、赤いサポーターシャツを着て盛り上げるサービスぶり・・・
当然、試合会場は「赤一色」となる。
赤という色は、ご存じのとおり、人間の欲求を駆り立てる色である。色彩を通して脳に刺激を与える色であり、興奮させる色である。
実際、韓国の試合は粘り強く、技術面よりも、闘争心旺盛な試合が多いのは気のせいだろうか?
私は、この「赤一色」の熱狂的な歓声うねりが、選手達のメンタル面に大きく寄与していると思う。
もともと韓国のユニフォームは「HOT RED」といって、濃いピンク色だったはずだ。しかし、サポーターが赤一色になっているのに私は不思議に感じた事があるが、そういった科学的な戦略として赤を採用したのだろうか??
一方の、日本の色は、「青」であるが、科学的に言えば、よく言えば、人間を落ち着かせる色である。悪く言えば、"やる気"を損なう色でもある。
結果論になってしまうが、ある実験でも、グループ事に赤い部屋に入れた人間方が、青い部屋に入れた人間よりも、食事をする量が多かった、という結果が出ている。
○民族団結精神の統制
W杯の共催が決定し、金大中大統領が「第三次日本大衆文化解放」を急速に押し進める事により、チャゲ&飛鳥などが、ソウルで大規模なコンサートを開くなど、次第に韓国でも日本との友好ムードが高まってくる。97年韓国サポーターも、「共催を成功させよう!」と対日本戦では韓国に訪れた日本サポーターにエールを送る。
一方で、急速に押し進められる日本文化解放政策に、さらなる反感が出てきているのも事実である。ドラマや漫画・テレビゲームでは、韓国には、日本のコピー版ともいうべき作品が数多く存在していたが、日本文化が参入してくれば、干上がってしまう産業さえあると懸念された。映画などの影響力は強く、10%に満たない占有率でも、それ以上の効果があり、守るべき韓国映画の文化までのみこんでしまうのではないかと、批判もある。
韓国サポーター集団を組織する「RED DEVIL」の前会長、金泰皓(キム・テホ)さんもなかなかの日本通だ。
彼は、97年にサポータークラブを発足させた以降、韓国のサッカー人気(Kリーグ)が高まるにつれ、韓国を代表するサポータークラブの一つになった頃から、日本に向けてメッセージを多く残している。
来日経験も多く、日本のサポーターとの交流も多く、東京での座談会なども開いているようだ。
韓国国民の民族団結A−サポーター戦略2
「RED DEVIL」の前会長、金泰皓(キム・テホ)さんは、2000年11月、日本のアジアカップ優勝について、以下のようなメッセージを残している。
「日本のアジアカップ優勝おめでとう!
アジアカップ決勝は本当に日本を応援しました。何しろベスト4に進出した4ヵ国中3ヵ国が極東アジア。その極東アジア3ヵ国がアシアサッカーの発展を主導しなければならないという気持ちで、そして、我々の友人である日本を一生懸命応援しました。その期待に応えるように優勝してくれて、本当にうれしく思っています。おかげで韓国も目を覚ますことができました。」
というような事を書いている。
(参考・ワールドフットボールネットワーク)
そしてその後、シドニー五輪・アジアカップと日本サッカーの躍進を応援しつつ、韓国サッカーの不甲斐ないもどかしさをを乗り越えながらも、彼の組織は純粋な韓国代表を愛する姿勢と、涙ぐましい努力と工夫で、ついには、韓国国内をのみこんでしまうまでに発展した。
日本との友好関係にも大きく寄与した事だろう。
しかし、現状は次第に高まる日本との友好ムードの裏側で、乗り越えなければならない反日感情もまた存在している事を「RED
DEVIL」は見逃さなかった。
共催は成功させたい。しかし日本との歴史的感情を精算した訳ではない。・・・そんな声をうまくマッチングさせたのが
「COREA」タオルである。
タオルはサッカーサポーターのアイテムの一つであるが、韓国サポーターのタオルには、「KOREA」ではなく、英字で「COREA」なのである。
韓国は、海外でも「south korea」として表記されるのが一般的だし、W杯の表記も「korea」になっている。
余談だが、南北統一をキャッチフレーズにしているボクシングの現世界チャンピオン徳山昌守のトランクスにも「ONE
KOREA」と書いてある。
これには韓国の反日感情が微妙に絡んでいる。
韓国側に言わせれば、中世の欧州に朝鮮半島は「高麗」の発音から「COREA」と紹介されている。
それを朝鮮半島支配を強めていた時代に日本が「JAPAN」の前にくる「C」を嫌い、「K」に変えさせたという主張がある。
この「変更させた」主張には歴史的な根拠が確認されず、半島の研究家に言わせれば「根拠のない俗説」としているが、ともかく、韓国サポーターの民族の団結意識を高め、応援に熱を入れる為には非常に効果を発揮した。
たしかに「RED DEVIL」のサブコピーは「FORZA COREA」になっている。
日本との友好に努めながらも、自国の反日感情を巧みに利用した韓国サポーター軍団の、戦略には恐れ入った。
結果も出して、まさに"あっぱれ"である。
ここまでくれば、この勢いで優勝してもらいたい。
韓国国民の民族団結B−反日感情を乗り越えて
今日は、W杯準決勝、韓国VSドイツ戦が行われ、韓国はドイツに敗れた。
韓国の快進撃は終わった。残念だが、同時に、選手達は韓国のみならず、亜細亜にとって今日まで夢を与えてくれた。
そして亜細亜勢の決勝進出という新たな目標を与えてくれた。(難易度★★★★★★★)
私の前回の投稿では、「赤いサポーターのTシャツが、浦和レッツサポーターのように過激化していく。」とか、「韓国の快進撃には、反日感情が役立っている。」とか言っているのではなく、「RED
DEVIL」の前会長、金泰皓さんのように、「極東アジアが、発展を主導しなければならないという気持ち」であったように、サッカーは、欧州・南米にくらべれば後進ではあるが、韓国と日本が、共に刺激しあって亜細亜(アジア)のサッカーを盛り上げて行こう!という気概が大事なんだと言いたかったのである。
サッカーに関して言えば、もはや韓国だけとか、日本だけが、先進的なサッカー文化を取り入れている訳ではなく、また両国とも強固なサッカー文化が維持されている訳でもない。先進意識を持つ必要もなく、使命感を感じる必要もない。
今大会が、日本にとって、共催という形で受け入れざるを得なくなったが、ポジティブに考えて、"近くて遠い国"と言われた韓国と日本の精神的な距離が、W杯を通じ、文化交流等も進み、互いに共感や連帯が生まれ、一人ひとりの人びとの結びつきのなかに新しい動きがあればいいと思った。
APECでは、亜細亜の経済低迷は、日本経済の低迷にある。などとして、日本が亜細亜経済復興の使命感を負う立場になっているようであるが、なにも日本が復興役でなくてもいいのである。日本が自律的に亜細亜経済の復興役を纏められるのであれば、たしかに私は日本人として、喜ばしい事であるが、硬直化した日本の経済構造や、官僚主導の日本の政治を見ると亜細亜経済の復興役を押しつけるのは非常に困難なものがある。
現時点で日本は亜細亜の経済一等国には変わりはないだろうが、欧米との金融摩擦を解消しないまま強行に日本に復興役を押しつけるのは、危険であり、亜細亜復興どころか、かつての大亜細亜主義のように虚像化する恐れさえある。金権的な政治社会と化し、亜細亜各地で益々貧富の差が激しくなる恐れさえある。
韓国も日本にも増して経済が厳しい情勢ではあるが、韓国でも中国でも自律的に、亜細亜経済復興の旗印になるのであれば、日本もそれを支援していくべきなのである。
それにはまず、民族の調和、共感、連携と亜細亜の共存関係を有効にさせることが望ましいと思っている。
ところが、韓国では、金泰皓さんのような、アジア全体の貢献の為に、日本を応援してくれる人ばかりではない。
ソウルなどの都市部では、限りなく少なくなってきた反日感情も、地方では未だ多く残っている。そして民族団結の為に多く利用されるのがこの"反日感情"であり、また政治にも多く利用されている。
大統領選では、毎回数多くの候補者が、この"反日感情"を巧みに利用して票獲得に躍起になるものである。
私は、W杯の今大会を期に、これらの"反日感情"を乗り越えてくれることを願ってやまない。
民族の団結に「COREA」を使用した「RED DEVIL」は、ベスト4という栄冠を掴み、サポーターとして意味のある活躍したとして褒め称えたいが、W杯を政治に利用して、また"反日感情"を巧みに利用しようという輩が現れた場合には、
韓国国民は、勢いで同調するのではなく、疑問視しなければならないだろう。
亜細亜復興には、少なくとも韓国と日本の民族調和を進めるべきであるし、そう願っている。「反日感情」を乗り越えて韓日ともに連携できれば望ましい。
ところで、今大会の共催の立て役者でもあり、実質的に大会の主催者として、鄭夢準(チョン・モンジュン)氏を忘れてはならない。
韓国快進撃の影の立て役者@
今回の大会が、"素晴らしい大会"であったか、"最低の大会"であったか評価することはさておき、韓国と、日本が共催という形で誘致合戦に決着をつけることとなったが、その合戦の韓国側の総大将は鄭夢準(チョン・モンジュン)氏、その人であろう。
鄭夢準氏は、韓国有数の財閥、現代(ヒュンダイ)グループの総帥だった故鄭周永氏の六男。現代自動車の会長鄭夢九は、実の兄であり、豊富な資金力を有する。またソウル大卒、米国で博士号 FIFA副会長 国会議員という肩書きに加え、慶尚道地域の活動地盤もある。
この鄭夢準氏を日本で有名にさせたのが、W杯の誘致合戦である。当初開催国として圧倒的に有利であり、国際的な実績からしても日本での開催が濃厚であったが、土壇場になって、それをひっくり返したとして有名になった。
鄭夢準は、FIFAの派閥内紛を巧みに利用し、また自己の力の誇示も同時に行ったとされる。
豊富な資金力を背景に、過剰な誘致合戦を展開し、それが理由で、「共催」という決着に落ち着いたが、実質はFIFA内部の争いが泥沼化するのを恐れてとの見方が強い。
また、日本側は鄭夢準の切り出した「共催」というカードに一旦は躊躇し、韓国の単独開催で決着つけようとしたが、FIFA側が「"共催"を受け入れなければ100年は日本での開催は許可しない」との脅しに屈して、"共催"を受け入れざるを得なかった。
W杯の開催は、一国として非常に負担は大きいが、これで両国の負担は半分になった。とこの時点で今回のW杯は、鄭夢準氏の手の中で転がっていたのかもしれない。
その鄭夢準にまつわる内紛が、韓国国内でも起きている。国際サッカー連盟(FIFA)副会長でW杯韓国組織委員会(KOWOC)共同会長である同氏が、表向き同氏とは無関係を装っているが自身が会長を努める韓国サッカー協会を通じ、同じKOWOCの共同会長である李衍沢氏の追いだしを図ったというのである。
朴世直前組織委会長が突然更迭された時も鄭夢準の戦略が伺えるとされているが、もともと独裁色の強い鄭夢準戦略に難色を示した金大中政権が送り出し、官僚出身で労相も務めた李衍沢氏の共同会長という変則体制を強いられたことが、よほど気にくわなかったのだろうか??
結局、鄭夢準共同会長を事実上の「首席共同会長」とすることで一応、この内紛の収拾を図った。
韓国快進撃の影の立て役者A-共催と運営
昨日までは、鄭夢準(KOWOC)共同主席会長の金にものをいわす独裁性をご紹介したが、少し話しを戻して、同氏が日韓共催のカードを切ってきた理由、FIFAの主流・反主流を結果的に抱き込んで、日本に共催を受け入れさせた理由には、次のような理由がある。
もともと韓国は人口4700万人くらいであるが、経済基盤からしても韓国でW杯を開催する事は、非常に国家の負担になる事でもある。しかし、日本がW杯の開催に名乗り出ている事について、韓国側としては、なんとしても日本に先を越されたくないという国民感情は、少なからずあったであろう。
そこで、無理を承知で鄭夢準氏は、バリバリの民族主義思想を巧みに利用し、またFIFAの内紛をうまく利用し、韓国でのW杯誘致をもりあげつつ、はじめから共催への計画を画策していたのであろう。
私としては、結果、日韓の文化交流がすすみ、互いの国民一人一人のなかで、友好的感情が動き出せばいいと願った。鄭夢準氏の共催計画は、決して悪いものではない。
○韓国の国際的スポーツの祭典への事情
韓国は、今大会をみても、独特のナショナリズムが強固な民族の団結をうむ反面、世界の一流選手に敬意を払わない習性がある。なにも韓国だけではないが、韓国の応援席を見るととくにその習性が、多く見受けられる。自国の勝敗意外は、あまり興味がなく、世界のトップレベルのスポーツの闘いを純粋に楽しもうという気概が、足りないのではないかと私は考える。
実際にソウルオリンピックの時には、自国の選手が活躍しない競技は、競技場が空席だらけで、これに激怒したサマランチ会長は、IOCを通しクレームを入れ、大会後半には、競技場に公務員を動員してまで空席を埋める事態となった。テレビでやるのに、わざわざチケットを買ってまで・・という国民心情が、ソウルオリンピックの事態を引き起こした。
こうした経緯から、W杯のような国際的スポーツの祭典が韓国で行われることにはやや無理があり、まだまだ韓国は国際的なスポーツの祭典が行われるには、適さない国かもしれない。
その事を、鄭夢準氏は、一番よくわかっていたに違いない。しかし同氏は、あえてW杯の開催に挑み、"興業収入の問題"や、"日本に先を越されたくない国民心情"をクリアーにしたのだから、ある意味、政治力にたけていると言えよう。
○興業負担の軽減施策
韓国のW杯単独開催となれば、81試合あるW杯の大会のうち、韓国が出場する数試合と、その対戦国の試合意外は、韓国国民にとっては、まったく興味がないことはあきらかで、ほとんどの試合が空席状態になってしまう事を懸念したに違いない。
そこで、日韓共催にすれば、必然的に空席状態となる試合は、半分以下になる。興業の採算性も見えてくる。後日、近場の中国がW杯の出場が決定したときは、ついでに中国も韓国側で試合を行えば、客入りがさらに向上すると考えたことだろう。
組み合わせ抽選会の前日11月30日の産経新聞の社説では、中国が韓国開催でのA〜D組みに入ると断言していたが、中国は予定通りC組みに入った。これを不正とは言わないが、組み合わせ抽選のシステムをうまく利用した画策であったという見方ができる。
○警備体制の放棄
また、主催のKOWCは、FIFAとの取り決めで設置してある警備席を、10日に正規の規定代金の半分の料金で突如販売をはじめた。ポーランド戦では、「念願」の日本よりも一足早いW杯勝利をしたものの、次の米国戦・ポルトガル戦の結果次第では、決勝トーナメントの出場が難しくなる可能性さえあるからだ。そうなれば、韓国でのW杯入場料収入は激減する。
警備席は、永年フーリガン対策に苦しんできたFIFAが「必要不可欠な安全対策」としてJAWOC、KOWOCに要請し両者も同意したものだ。フーリガンが暴れ出しても、ある一定のスペースでそれを防ぎ、混乱時の最悪の事態を避ける為にもうけられたものであるが、「ファン優先」という名目で、それを目先の金ほしさに「安売り」してしまう韓国当局の非常識さを非難されるのは当然であり、日本では、まず考えられない事である。(実際に大惨事になった場合には、どう責任をとるつもりだったのだろうか??)
他にも、大会の主催者側の苦しい経済的状況と、強引な大会運営姿勢は伺いしれるが、これらの鄭夢準氏を筆頭とする主催者側の体質なのであろうか??
韓国快進撃の影の立て役者A-ソウル五輪からの懸念
鄭夢準氏は、韓国代表に人一倍勝ってもらいたかったであろう。ただでさえも勝つ為なら、手段を選ばないとされる国民性に加え、豊富な資金力をいかし、どんな戦略を画策したのだろうか?
今大会は、韓国側の「その手段を選ばない」やり方は、プレー中も、プレー外でも見ることができたと言っても過言ではない。
1998年以降、ただでさえ、不正や、買収のスキャンダルが表面化しているFIFAの開催であるから、当然、審判の買収ははじめから心配されていた。
対戦相手の関係者も「韓国は、力のある国だから、対戦は不利」と、対戦前から、「裏の力」の存在を懸念してきた。なにも今回の大会に限らず、審判に対する買収は、それほど珍しくもないが、(最近では、ソルトレイク五輪のフィギアスケートの審判団の買収が有名)今大会の場所は、あのソウルオリンピックでボクシング審判騒動が行われた韓国である。対戦相手国が懸念するのも無理はない。
ちなみに、ソウルオリンピックの時は、ボクシングの試合で、審判の判定を不服とし、コーチは抗議し、審判に襲いかかり、選手もリング上で暴れたうえ、「座り込み」までやって大会の権威を失墜させた事件が有名である。
勝つ為なら、恥も外聞も捨てるという姿勢は、勝負に執着するという意味では必要な事かもしれない。しかし、スポーツという範囲を越えて「そこまでするか?」と映像を通して、世界に知らしめたことにもなった。
日本はこのへんを少し見習えば、シドニーオリンピックで篠原は、金メダルを特別表彰されたのかもしれないが、それが、日本的にみてよい事なのか、悪い事なのか、判断は読んでいただいているみなさんにお任せしたい。
すくなくとも、篠原の「自分が弱いから、負けただけです。」という一言に、日本の一億民が「おまえは、負けてない」と言わせたのだから、「座り込み」とは対象的である。
その「座り込み」事件の数日後、中量級決勝の試合では、米国の選手がダウンを奪ったにも関わらず、判定負けを喫した事件があった。この事件は、地元韓国でも金メダルをとった喜びよりも、その結果の意外性に驚いたとされている。サマランチIOC会長も、この事件には、激怒し、IOCはこの米国選手を特別表彰した。
誰しもが、買収を疑った事件である。
この前例があるので、今のFIFAでは、審判の買収があってもなんの不思議ではない。とするのが、対戦国の言いたいところだったのであろう。
実際にその兆候が現れたのは、韓国VSポルトガル戦からだった。
◆IOCも、FIFAも権威が落ちたものだ。
◆勝負に執着するあまり、スポーツ本来のすばらしさが失われてはいけない
韓国快進撃の影の立て役者A-偏向判定疑惑など1
私は、韓国のポルトガル戦は、実際に見ていたが、酒場であった事と、プロボクサーの後輩達との席であった為、あまりポルトガル戦は、熱心に見れなかった。
まさか、優勝候補のポルトガルに勝てるとは思っていなかったが、ゴールの瞬間と、勝利の瞬間は、その場の客らと共に歓喜した。
同日は、日本がチュニジアに勝利し、決勝Tに進出が決定した日でもあり、世界ランキング5位のポルトガルを撃破した韓国に、極東の同じ国として喜びはまたひとしおであった。
後日、友人とそのポルトガル戦の話になった時、ジャッジが韓国寄りであったとの話があった。たしかにポルトガルの退場者が2人だったのは知っているが、ベルギー戦でも日本が不利な判定を喰らっているので、FIFAW杯の試合は、ワールドリーグに比べ、格段にレベルが落ちるんだな・・くらいにしか考えていなかった。
○偏向判定が問題化
実際に、試合後、あるメルマガでも、「きたない試合」と審判を痛烈に批判しているものもあったし、偏向判定問題がとりだたされてはいたが、ポルトガル戦の偏向判定が大きく問題となったのは、イタリア戦のあとである。
ポルトガルでも、この試合後、選手が帰国した時は、選手がサポーターに取り囲まれ、「ポルトガル恥さらし!」「アンフェアな印象を世界に見せつけた」と罵声を浴びたが、イタリア戦以降は、「選手達は頑張った」という論調に変化している。
ポルトガル戦では、前半27分ピント選手が一発退場を受け、これにリズムを狂わされたポルトガルは、持ち前のプレーを発揮できない。さらに後半にはDFのベルト選手が、故意とはとれないささいなファールでカードを蓄積し、退場処分となった。
あとで分かった事だが、前半にピント選手は、あまりに不条理な主審の判定にキレテ、主審の左脇腹にパンチしたとして、1年間の出場停止処分となる。主将フェルナンド・コウトでさえ、主審の顔につかみかかったとされている。(あの世界的プレーヤーのいるポルトガルがですよ・・・あり得ない・・・)
参考→ 該当WEB
今思えば、この試合の主審を努めたアンヘル・サンチェス(アルゼンチン)は、買収されていたのではないか!?という疑惑が世界のメディアの中でも持ち上がる。(イタリア戦の後に)
欧州などは、審判の技術水準も質も高く、高い報酬をもらって、それを本業としているので、買収は難しい。へたに疑惑が出れば、本業さえ失いかねない。しかし、韓国戦の場合には、意図的かどうかは別として、「生活水準」の低い国の、南米やアフリカの審判が多く起用されている。
(原則として、審判は中立大陸から選出されるので、欧州戦の場合には、アフリカ・南米で、問題はない。日本が欧州でもあるトルコとの戦いで「欧州の審判」をわざわざ要求したのは、「欧州」の審判が一番安定して適切なジャッジを行うというフェアプレー精神によるものだ。)
たとえば、アンヘル・サンチェスの場合には、本業はレントゲン技師であるが、アルゼンチンはご存じのとおり、今、経済的に窮地の状態であり(実質失業率は約2割)本業もままならない状態である事は想像できる。また、この審判は、98年の世界ユースで日本が決勝戦を戦ったときの主審で、通常反則をとらないプレーで、いきなり反則をとったりと、なにかと"反日!?"偏向の多い審判としても知られている。
参照→ 該当WEB
とあるメールマガジンでも、このポルトガル戦のあと17日の配信で、
【もし韓国戦の主審が決勝までずっとサンチェスなら、韓国は一躍優勝候補だ。】
また、「欧州以外の不安定な国の審判が笛を吹くと、14日の仁川戦(韓国VSポルトガル)のように、カードの嵐が吹き荒れないとも限らない。」と、生活水準の低い国の審判が、さも買収される危険性を器具する声も、ポルトガル戦以降にあったほどだ。
○光線銃使用か?
また、ポルトガル戦では、奇妙な光景があった。プレー中のポルトガルの選手が、突然プレーを中断し、目を押さえるということがあった。選手も何があったのかわからず、両手のヒラを上に向けていたようである。専門家の間から、あれはレーザーポインターではないのか!?との指摘が出た。
参考→ 該当WEB
そして、その4日後、W杯史上最悪の光景を目にする事になるのである。(ここガチンコ風)
◆経済的危機に追い込まれているアルゼンチンに勝たせたかった・・・
◆ポルトガル戦直後は、選手達が自国の協会会長から批判を浴びていた
◆ポルトガル選手達の名誉は、挽回されるのか?
韓国快進撃の影の立て役者A-偏向判定疑惑など2
あまりに、波紋が広がっている為、今更、私が、イタリア戦の批判をするまでもない状況になってきているが、書き始めた航路でもあるから、このまま進めていくとしようか・・・
イタリア戦では、プレーの内容もさることながら、韓国サポーターはおろか、主催者側の配慮の欠落には、目を覆いたくなる。
6.18にイタリア戦が行われる韓国・大田スタジアムでは、17日の前日練習に訪れたイタリア代表の関係者、とイタリアプレスは、スタジアムに入るなり、顔を紅潮させ激怒したという。
韓国側のゴール裏のスタンドに、赤いイスの中に、白いイスで「メッセージ」が描かれていた。
ホスト国である国が、相手国に対しての配慮からメッセージを残すことは、ありがちな事であるが、それは「ようこそ大田スタジアムへ」でも「成功させようW杯」といった歓迎メッセージ的なものでもなく、それは
「AGEIN 1966」である。
参考→ 該当WEB
該当WEB
1966年 イングランド大会で格下の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、イタリアを敗り、イタリアは、サポーターから腐ったトマトを「盛大に投げつけられる歓迎」を受けたイタリアサッカー史上屈辱的な出来事である。(「腐ったトマト事件」)
また、試合があるわけでもない前日に、「RED DEVIL」の観衆が応援準備の為に競技場に入ることじたいが間違っているとして、この応援席の件も含め、イタリア代表団がFIFAに抗議している。
すでに、試合前からイタリアは神経戦で攻撃を受けていたことは明らかで、退場処分を受けたトッティをはじめ、代表団は、「韓国は力のある国、試合前から、どちらに風が吹いているかは明らかだった。」と試合後コメントしたように、その逆風ぶりを語った。逆風というよりは、イタリアにとっては暴風であったに他ならない。
また、大田スタジアムの応援席には、数々のイタリアを侮辱する垂れ幕が飾られた。有名なところでは「アリーズの墓へようこそ」(アリーズはイタリア代表の愛称)であろうか!?
参考→ 該当WEB
その他、わざわざイタリア語で中傷を行う垂れ幕まで出現する始末である。
ホスト国である国が、対戦国を標的にし、相手の尊厳を打ち砕く環境をつくった韓国は、恥を知るべきである。その行為自体は尋常ではなく、非難の対象となっても致し方ないことである。
もし、これが日本なら、外交関係を損ないかねない国益に反する行為として、私は自国の組織委員会に抗議する。
ましてや、世界のサッカーの歴史に、数々の貢献をしてきたイタリアに対してである。
イタリアに対しては、サッカーにおいて、最大級の敬意を払う必要はあっても、韓国がイタリアに侮辱を与える理由は、どこにもない。
この点においても、韓国は、本来のサッカー観戦という枠を逸脱した、自国のナショナリズムの為だけに、韓国代表を応援しているだけであり、他の国のことなど、考えていないことがよくわかる。これらが、韓国が国際的なスポーツの祭典に不向きであるという理由の一つである。
私は、同じ極東アジアの国の人間として忠告するが、このような自国の勝利の為なら、相手国の尊厳など木っ端みじんに打ち砕くという"風潮"では、韓国でのスポーツの祭典の成功はあり得ない。
これらの風潮は、韓国国民で変えていかなければならない事であり、変わらない限りは、いつまでたっても"自国のメンツにばかりしがみつく国"というレッテルを拭い去ることはできないであろう。
イタリア戦の試合では、数々の審判に対する偏向判定が問題とされている。
あまりの偏向判定ぶりに、イタリア国営放送のラヌッチ氏は試合翌日の19日に
「彼らが何らかの手を使ったのは明らか。あれほどひどい判定は生まれて初めてだ」
と韓国びいきの判定に裏の力が働いていたことを断言してしまった。一国のメディアが先走った報道をするのは異例であり、他にも、先走った報道は、世界各地で目撃される事になる。
イタリア国内でも、「あれは完全な誤審であり、審判は買収されている」という声が高まる。
これに、韓国側のメディアも応戦。
まぁ、さまざまあるが、「イタリア戦の審判は適切かつ公平、イタリアはサッカーを最初から勉強した方がいい」。
といった、たぐいのコメントで応戦する(しかしあとで世界的な強烈な非難と、審判買収の状況証拠が進むにつれ、、一部偏向判定を認める方向に転換しだす)。
◆ホスト国として、お客さんを受け入れる礼儀が欠落しすぎている。
◆同じ極東アジアの国として、世界から日本が韓国と同じ目で見られるのではないかと、ちょっと心配
◆今大会で、韓国が行った行為の代償は、アジア各国も犠牲を払うことになるのではなかろうか?
韓国快進撃の影の立て役者A-偏向判定疑惑など3
波紋を広げたイタリア戦に関して対照的だったことと言えば、海外の主要マスコミが、こぞって韓国戦批判をし、一部の国においては、ストまでおこし、韓国製品不買運動まで展開しているのに対し、日本のマスコミのほとんどが、韓国へ賞賛を送りつづけ、イタリア戦での批判を意図的にさけている。
もともと、韓国が反日報道で盛り上がるのとは逆に、日本では反韓的な報道は、タブーとされているようである。TV番組中に「おかしいものは おかしい」と素直な声をあげて、タブーの原理に猛然と立ち向かい、周辺を凍り付かせたのがタレントの飯島愛であり、TBSを大いに苦しめた。(当然TBSには、韓国側から抗議が入った)。
イタリア戦の、主要な偏向判定についての詳細は、あえてここでは紹介しないが、前半4分のプレーで、韓国がPKを与えられたときから、「どちらに風が吹いているか、明らかになった。」とトッティは語っている。
つまり、イタリアは、ちぃとでもきわどい接触プレーがあれば、カードをもらう展開を覚悟しながらプレーを続けていたようだ。
○はじめから仕組まれた偏向判定
実際、試合では、イタリアのささいなファールには、カードが出ているのに対し、韓国選手は、かなり危険なラフプレーをしているのに、後半、試合終了間近まで、カードが1枚しか出ない。
少なくとも、危険なプレーが3度確認されている。
イタリア選手の後頭部に延髄蹴り → 該当WEB
キムデヨンがデルピエロにプレーとは無関係に肘で殴り倒す
(これは、明らかにレッドカードでしょう。
日本のテレビ解説者が「ここでファールをもらうと」と言っているそばから・・・)
→ 該当WEB (動画2.33M)
後部からの危険タックル(タックルを受けた選手は、結局負傷退場)→ 該当WEB
まさにイタリア選手は、流血までして、過酷な戦いを強いられていた。
さらに、イタリアの司令塔トッティ選手が、ペナルティエリア内で倒され、後ろから見れば、明らかに分かるファールを、遙か後方にいた主審が、「シュミレーション」を行ったとしてイエローカード累積の退場処分となる。
後日、主審であったモレノは「イエローカードを一枚出しているのを忘れていた」という苦しいコメントを出している。(書き留めているんだから、忘れるわけないでしょ)。
これらの判定は、主審のモレノ審判に批判があつまり、多くの各国のマスコミは、このモレノ主審の誤審性を問題とした。
しかし、イタリアの選手達は、不公平なジャッジよりも、何よりも、4度のゴールが無効とされたことに腹を立てた。とくに、延長でのどう見てもオフサイドとはなり得ないゴールデンゴールを、オフサイドと判定された事に対し、線審を強く非難した。
ちなみに、ポルトガル戦の主審アンヘル・サンチェスは、この試合の線審をつとめている。
○また、レーザー光線銃で選手を攻撃か!?
また、ポルトガル戦での、レーザー銃疑惑に続き、イタリア戦でもトティ選手が、プレー中に目を押さえて試合を一時放棄せざるを得ない事態が起きている。これに某スポーツ紙が、ビデオで見た専門家が、あれは光だ。とコメントを出している。
参考→ 該当WEB
参考→ 該当WEB (動画2.19M)
その後、欧州や、米大陸、オセオニアで2002W杯のレベルの低さを強く批判されるようになる。
◆レーザー銃というのは、どの程度ダメージを与えるものであるのか?
◆各国のどのサッカーファンでも、今回の事件は"陰謀"説を疑わないわけがない。
◆では、実際"陰謀"はあったのか、?
韓国快進撃の影の立て役者A-大会を汚した責任
イタリア戦の偏向判定については、あまりにも多すぎて、とても掲示板に書き込むレベルを越えている為、気になる人は、いろいろ調べてみるとおもしろい。
主審のエクアドル人のモレノ氏は、東京での審判会議の後、周囲の危険な状況から帰国させられる。
続くスペイン戦でも、韓国寄りの判定に、スペインは猛抗議、未だに韓国製品へのストは続いているのだろうか?
後日、FIFAはスペイン戦での、問題のラインを割ったとされた、センターリングのプレイを含め誤審があったと認める異例の発表をした。
私の印象としては、明らかな正当なプレーでも、オフサイドをとられる試合内容に、スペインはバランスを完全に失っていた。不用意に接触するとファールをとられる危険性もあるので、ボールを奪う足にも慎重さが伺える。
イタリア戦にくらべれば、まだスペインは2回のゴールを無効とされただけなのでまだいいが、負けは負けなので、腑に落ちないのは、イタリアもスペインも同じであろう。
○主審の妻が激白
イタリア戦の主審をつとめたエクアドル人のモレノ氏の批判が世界各地で集まる中、モレノ氏の妻が、記者にこう漏らしている。
イタリア戦のときは試合前に、モレノ氏から電話が10回ほどかかってきて、「ビデオを撮っておけ」と何回も言われたそうである。妻は、夫の異常を察し、「何かあったの」と聞いたそうである。
結局、モレノ氏は「カードを多く出すように」と言われたとの報道があるが、正確には「警告するのに躊躇するな」とニュアンスの圧力を受けていた事がわかった。圧力を与えたのは、南米の審判委員会からである。
試合後、モレノ氏は妻に電話をし、「どうだ、うまくいっただろ!?」と言ったそうであるが、普段試合平均で3枚しかカードを出さなかった審判が、計算したかのようにイタリアに立て続けにカードを乱発し、5枚、試合終了間際に韓国に立て続けにカードを出し、計4枚 合計9枚のカードを乱発した。
しかし、この妻の証言も、エクアドルという生活水準の低い国の妻の発言なので、どこまで信用性があるかは不明・・・
○「友好・親善」の名のもとに
今更言うまでもないが、韓国戦においてはRAI国営放送が言っているように、「裏の力」が働いていたことは明らかであり、審判問題に限らず、不正や礼節のない神経戦を展開させたことについて、KOWOCは責任を取るべきである。(陰謀説はともかくとして・・・)
今大会を台無しにした罪は重く、責任は大きい。同じ共催国の日本としては、世界各国に極東でのスポーツの祭典を汚された悲しみは深い。
北京でオリンピックが行われる中国もそれは、同じ感情であろう。
にも関わらす、日本のメディアは、なぜ韓国の不正疑惑を伝えない。同じ極東の国として韓国を応援するのは素晴らしい事であるが、ホスト国として、韓国の応援に偏りすぎる傾向はないだろうか?
たしかに、現代自動車がオフィシャルスポンサーでもあり(鄭夢準氏の兄が会長)批判しにくいのは分かる。
韓国が4強に入ったことは、本来であれば、実に嬉しいことであるが、今回ばかりは、手放しで喜べない。にも関わらす、韓国の盛り上がりに同調し、さも便乗して、友好関係を深めようとする風潮は、被害国の国民感情を無視した非常識な行為である。
日本のメディアは、単細胞のごとく「友好・親善」という言葉の為に、同調をする報道をする。
W杯をいい機会だとして、韓国との友好・親善に努力する事は、アジアの平和・成長発展の為に不可欠なことであるが、今大会のように、真実をひた隠しにし、卑怯を見て見ぬ振りをしてまで、一つ覚えのように、「友好・親善」という言葉の上っ面で、真の平和・成長発展が望めるであろうか?
偽善を行ってまでの友好であれば、しない方がまだマシである。そこまでして韓国と友好を図りたいと本当に思っているのであろうか?メディアはただ韓国側の顔色を伺っているだけではなかろうか?
これでは、永年、媚び諂いを行ってきた弱腰外交の体質となんら変わらないことになるではないか。
北朝鮮拉致問題や、中国ODA問題の政府の対応を非難する報道すら資格がない。
国民もメディアに同調せず、「おかしいものは、おかしい」と声を大にして批判しなければ、対等な関係は築けない。
今大会は、日本は迷惑を被っている立場であることを、まず主張しなければならない。
私は、民団の役員とも親交もあるし、在日の友人・知人も多い。韓国文化も大好きな大の親韓派である。中には、友人でもある著名人は、仕事上、在日と分かったこともあるが、対等な関係がない限りにおいては、これらの真の交流は行えないと思っている
。
たしかに、日本が戦時中、侵略的側面を有していたことは否定しない。
しかし、いつまでもその罪悪感を植え付けられたままの日本人の精神構造で、この先米国に依存し続けられるものでもない。また、要領や誤魔化しでは、長い坂は行けない。
今大会の茶番を黙認してまで、「友好・親善」の名のもとに、韓国と同調して喜ぶには意味がないし、そこに美徳は存在しない。
○良識ある在日韓国人
韓国のメディアも、FIFAの会見後、誤審を認める報道を始めている。
私の友人の在日韓国人は「あれはひどすぎる。世界に後進国のイメージを与えてしまった。」
と母国の現状を心配していた。
しかし、韓国代表が、頑張ったのは事実である。無尽蔵のスタミタと粘りのあるプレーには評価できる。ドイツ戦などは、フェアプレーで、とてもいい試合だった。とくに、中盤の攻防は、世界にも引けをとらない戦いをした。それら選手の頑張りもポルトガル戦以降のあまりの茶番で大無しにされている。
サポーターも、一部の礼節のないものが、相手国の選手を誹謗・中傷する横断幕や、相手国の選手の遺影などをわざわざ作る始末だが、全体としては、欧州のサポーターと比べれば、マナーはよい方だと思う。(これは世界のメディアも賞賛をおくるだろう。)
ある在日韓国人大学生のHN「ワカメ」さんは、自身のホームページで
"韓国批判" と題して
「韓国批判するのは日本人じゃない方が良いと思います。
日本人が批判したら韓国はもっと反発すると思うし、
相手にされる事によって調子に乗ると思う。
だから、在日がやらなきゃと思うのです。」
と、良識のあるコメントを残している。正直ホットする気持ちにもなる。
また、
「あの腐った国にサッカーを穢された気高き選手達の為にも。」
と書いている。腐ってるとまでは言わないが、韓国の選手達の為にもがんばって批判してもらいたい。
ところで、私の投稿が完結する前に、29日深夜にTV出演した西尾幹二さんが、鄭夢準氏のことを掲げて、なにやら日本にとって危険人物的な発言をしていたが、先に、断っておくが、私は西尾氏のイデオロギーとは無関係なので、ご了承願いたい。
◆ドイツ戦は、とてもいい試合だった。
◆バラック(ドイツの選手)が、ユニフォームを交換しようとしたところを、チームメイトに止められていたが、選手には責任はないように思えた。
◆在日と本国とでは、国民の受ける感情が違うようだ。やはり情報操作された社会なのであろうか?
付記・ここがへんだよ日本のW杯報道@
ワールドカップも無事終了し、そろそろこの投稿も完結をむかえなければ、ならないところなのだが、どうも寄り道がひどくて、先に進まない。
何かと、アヤがついてしまった今大会も3位決定戦のトルコ戦と、決勝戦が、内容の充実した素晴らしい試合だったことが、何よりの救いであった。
内容云々は、友人と酒の席でゆっくりその感動に浸りなおすとしよう。
ちょこっとだけ、書かせてもらえば、決勝は、ロナウドと共に、今大会のドラマ的主役で、1失点しか与えていない鉄壁ゴールキーパー、オリバー・カーン(ドイツ・)が、たった一度ミスで、失点し、ドイツは戦術を変更せざるを得なくなり、結局ブラジルに2点献上させてしまった。世界最高峰の戦いともなれば、「一度のミスが、試合を決定付けてしまう厳しさ」を目のあたりにした。
試合後、ゴールポストに寄りかかり、遠くを見ながら、しばらくジーーーっと突っ立っているカーンの姿が印象的で、ブラジルの選手よりも絵になっていたように感じる。なんとも味のある男である。
ブラジルも、2点得点しながら、攻撃の手をまったく緩めない精神力の強さには、脱帽するしかない。
●ここがへんだよ。日本の報道
さて、 韓国快進撃の立て役者、鄭夢準氏のことは、一旦おいておいて、今大会の日本のメディアの奇妙な風潮に、もう一度光りを当ててみたい。
○韓国に賛辞を贈り続ける奇妙な光景
日本が決勝Tで負けたあと、マスコミのネタは、韓国戦に向けられた。日本のマスコミは、一斉に右に習ったかのように韓国に賛辞を送るばかりで、今大会の誤審や、韓国側の相手国を侮辱する姿勢については、報道しようとしない。
この一週間うんざりするような、浅はかな「友好・親善」という名のもとに、上っ面の「共催のパートナーを応援しよう」キャンペーンは、延々と繰り返されるのである。
韓国選手の頑張りや、韓国サポーターの団結に賛辞を贈るのは、悪いことではないが、あまりにも偏った報道であり、3位決定戦のトルコ戦まで、韓国を応援するのは、キチガイじみている。
日本が負けて、韓国が勝って「くやしい」、韓国戦のあんな茶番は「おかしい」「卑怯だ」となぜ、はっきり言わないのか?
日本人なら、誰でも思うことであるが、それを「言わせない」ような風潮さえつくる。
これは、報道の義務的性格を放棄する情報操作であり、犯罪である。
そうした、ポピュラリズムとはまったく対極した報道を、繰り返すのには、何か理由があるのだろうか?
◇媚び諂うことしかしらない日本の外交気質の現れか?
◇戦後の日本のいびつな民主主義に発生した「ことなかれ主義」の産物か?
◇はたまた、裏の圧力があるのか
?
世界各国のメディアは、偏向判定について、はっきりと批判をしている。これは決して韓国の快進撃に対する嫉妬心からくる暴走なのではなく、常識的な報道である。
これらの報道をしないのは、日本くらいのものであり、中国でさえも誤審報道して、韓国外務省より、誤審報道を控えるように求める公式抗議文を受けている。(韓国外務省の行動もどうかと思うが・・・)
参考→ 該当WEB
○トルコ戦で反省を示す?
事実、この世界的な批判をうけて、私が敬意を表している「RED DEVIL」は、「AGEIN1966」や「アリーズの墓へようこそ」「ナチス、バスターズ」のような、相手国を挑発する行き過ぎた応援を反省し、トルコ戦では「LOVE」「CU@Kリーグ」(Kリーグで合いましょう)という今までとは、まったく正反対の人文字メッセージを贈った。
また、サポーターは、韓国国旗とともに、トルコ国旗を模様にしたサポーターグッズを用意した。(この対応に、柔軟な発想と評価するか、ポリシーが無いとするかは、不明・・・)
◆日本は、誤審判定があったことすらも知らない人が多い。
◆この日本の報道が、日本のサッカー文化を駄目にする。
付記・ここがへんだよ日本のW杯報道A
○韓国贔屓(びいき)ならまだいいが・・・
誤審報道に関しては、どの報道機関も、さらっと「FIFAが誤審を認める異例のコメントを発表した」と、報道したところが多いようである。
韓国贔屓の報道よりももっとひどいものが、中には韓国擁護報道記事を出したところがある。
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「スペイン監督は敗北を審判のせいにした。」(6/23 朝日新聞)
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この報道に対し、東京女子大学文学部 林 道義教授のコメント↓
「このコメントには悪意すら感じられる。「敗北を審判のせいにした」というのは、審判のせいにするのが不当な場合に言うべきことである。敗北が本当に審判の不当な判定のためだったとしたら、審判のせいにするのは正当な行為である。断固として抗議すべきであり、提訴すべきである。「審判のせいにしてはいけない」というのは、審判に不正がないという前提に立った場合にのみ言えることである。」
私の友人で、在日韓国人の林さんも、「あの試合の敗北を審判のせいにして、何が悪いのか?」と言っていた。
他にもある。
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審判問題についての署名記事「レベル向上は必要 だが誤りもサッカーのうち」「やまぬ批判 後味悪く」(6月24日付、朝日新聞 編集委員 潮智史)
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これについても、林教授は
「審判とは試合を公正に保つという厳正な役目を任された存在である。それが公正さを欠いたら批判を受けるのは当然であり、むしろ厳しく批判しなければならない。」
そんな記事を目にした日には、どちらが後味が悪くなることであろうか?
○読売まで
さらに、朝日だけではなく、読売も韓国擁護の記事を出している。
読売新聞社は、共催反対派で、「そこまで言うなら韓国単独で開催したら」と言い放って、非難を受けたこともある。
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「審判員はスロービデオを見て笛を吹くわけではないから、視聴者の批判にさらされるのは酷である。大観衆の前で地元有利の笛に傾くのも「騒ぎを起こしてはならない」という気持ちを考えれば無理もない」(6/25 読売新聞 夕刊)
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これもスポーツにおける公正の大切さを百パーセント無視した発言である。厳正な審判の重要性をまったく否定するような意見である。こういう意見を平気で載せるというのは、『読売新聞』の見識を疑わざるをえない。
こういうことを言える人間は、本気でスポーツをやったことがないか、本当にはスポーツを愛していないだろう。誤審をされた選手の気持ちなどまったく分かっていない。誤審でノーゴ−ルにされたスペインの選手は、「あのショックが頭にこびりついたままで、あこがれていたW杯に幻滅した」と涙ぐんだらしい。20歳。立ち直れるのだろうか。かわいそうに。こういう選手の気持ちをどう考えるのか。
もっと恐ろしいのが、子どもたちに対する悪影響である。日ごろプレーはフェアにと教えられているのに、あれほどあからさまな間違いが訂正もされず、簡単に勝負が不正に入れ替わってしまうのを見て、いったい子どもたちはどう思うだろうか。(同、林教授)
ここまでくると、疑念を抱くよりも、呆れ返るしかない。
私は真の韓国との親善を願うからこそ言うのだが、反省すべき事実を偏屈に押し曲げてまで両国の友好をはかる必要性があるのであろうか?報道機関は、本当に友好をはかろうと思っているのか?
私が推測するに、ただの「ことなかれ主義」の度を越して、日本の内部に密かに存在する嫌韓感情をただ牽制しているだけではないかと思われる。
そもそも、今大会のような、数々の失態に対し、批判をするのは、嫌韓感情とは違う次元の話でもあるし、また、日本のサッカーファンが、韓国を敵視するのも、まったく別の次元である。
◆人間だから間違いはあっても、審判の誤審を容認してしまってはなるまい
付記・ここがへんだよ日本のW杯報道B
●嫌韓感情と、対韓感情とは別ものである。
たしかに、日本の中には、密かな嫌韓感情が存在し、またそれとは逆に、メデァアは韓国に対するアンチニズムに対し敏感で、両国の友好を阻害しかねない内容は、意図的に除外されタブー視されてきた。
「近くて、遠い国」と言われる所以がそこにある。
反日感情を持つ国を好きになれというのも難しい話ではあるが、今の日本の若者も含め、単純的思考で、排他的な嫌韓感情を抱くことは、好ましいことではない。
この件に関しては、我が鐵扇會會長の文献「日韓・韓日呼称交換運動に寄せて」内の「政治と個人」を参照にしていた頂けたら幸いである。
→ 「2.政治と個人」 該当WEB
しかし、サッカーにおいて、日本が韓国にライバル心を持ち、対韓感情を抱くことは、サッカーファンであれば、ごく自然なことであり、なにも排他的なことではない。
「RED DEVIL」の前会長、金泰皓(キム・テホ)さんが言うように、両国は、アジアのサッカーを主導していく牽引役になれる存在でもあるし、同時にライバルである。
永年日本は、韓国代表に煮え湯をのまされてきた。オリンピック・アジアカップと日本がリードこそしたが、またしても今大会で、韓国に煮え湯をのまされた形となってしまった。
この「悔しさ」をバネに、韓国とは、永遠のライバルとして、これまで以上に名勝負をうみだして欲しいし、レベルを向上する上で、両国の存在は大きい。
つまり、日本代表を愛するからこそ対韓感情を持ち、韓国の存在を大きく認め、ライバル視する事は、純粋なサッカーファンにとって必然なことである。
また、「悔しいものは、悔しい」「きたないものは、きたない」「素晴らしい事は、素晴らしい」とはっきりモノを言うべきであり、それが、経験となり、後世への成長と繋がるのではないだろうか?
アルゼンチンの人々は、「隣国」という理由だけで、ブラジルを応援するだろうか?フランスは、イングランドを応援するだろうか?決してそんな事はない。サッカーファンであれば、自分の応援したいところを応援するまでで、そこに「信仰の自由」が存在する。
元横浜FでTVタレントのモネールさんは、自国アルゼンチンのサポーターとして、今大会はTVで活躍したが、その後は日本のサポーターになり、日本が負けた後は、ブラジルではなく、ドイツの応援をした。
だから、日本がどこを応援しなくてはならないという事はないが、少なくとも、韓国vsトルコ戦は、日本に勝ったトルコを応援するのが、サッカーファンであれば当然である。
政治的配慮とか、歴史認識とか、そういったサッカーの文脈にそぐわないもの一切を廃して、純粋なサッカーファンの心情に従ってサポートするチームを選択できる自由を、果たして私たちが獲得できるかどうか。今、まさに日本に根付こうとしているサッカー文化発展への試金石でもある。
(参考 スポーツナビ 宇都宮徹壱氏 該当WEB)
にも関わらず、トルコ戦になっても、日本のメディアは、相変わらず韓国への賛辞と応援を繰り返すばかりで、韓国の相手国を侮辱する応援の事実を報道しなければ、誤審報道の検証を行おうともしない。
これは、あまりにも偏った報道姿勢であり、いたずらに「友好・親善」の名のもとに、上っ面の体裁を整えているとしか言いようがなく、耐え切れぬ感情の念を禁じ得ないものがある。
これらのメディアへの批判を最後にするが、この場を借りて新聞社等に送った抗議文を掲載する。
■報道姿勢への抗議■
主文
2002ワールドカップの報道姿勢につき、韓国戦に関して各国が真実の報道を伝える中、日本においては、韓国への賛辞、応援をするばかりで、意図的に、韓国への批判が発生しそうな報道を伝えていない。共催のパートナーを応援し、「友好・親善」を図ろうとする事は、全くもって意義が有り、好ましい事ではあるが、特に、3位決定戦の韓国vsトルコ戦などは、国民感情のポピュラリズムと、全く対比したところに報道姿勢を置く事は、悪戯に韓国との「友好・親善」の建前に情報操作行っている事である。批判すべき事を黙認してまで「友好・親善」を進める事は、真実の「友好・親善」を切に願う人々に新たな壁を作らせる事となり、痛惜の念を抱かせる行為である。また、誤審を擁護し、フェアプレー精神を無視する報道などは、日本のサッカー文化の発展においても、大きな弊害であり、青少年育成へも悪影響を及ぼす事は言うまでもない。
本来、政治的配慮や歴史的認識などを一切廃して行われなければならないスポーツの祭典を、意図的に韓国贔屓に行い、韓国批判が発生しそうな報道を廃す事は、意味不明な「自主規制」と考え、硬直化してしまった日本の社会構造の「ことなかれ主義」を、ワールドカップの報道で垣間見た思いでならない。
日本と韓国は、あくまで対等な関係でなければ、真の「友好・親善」は成せず、アジアの発展においても不可欠である。ならば相手国との関係の前に、適度に応援するのもいいが、報道すべき事は、報道しなくてはならないではないか。
確かに、ワールドカップという祭典は、多くの国民のナショナリズムを創造するものであり、報道によっては嫌韓感情を増加させる事にもなりかねないが、嫌韓感情と対韓感情というのは別物であり、対韓感情は、良きライバル韓国への純粋なサッカーファン達の感情であり、日本のサッカー文化発展に必要である。その純粋なサッカーファン達の対韓感情を歪めてまで、上っ面の「友好・親善」を繰り返した報道姿勢に、抗議を申し上げる。
国内におけるメディアの対外報道姿勢につき、構造改革を強く要請する。
平成14年7月3日
大和 士魂 拝